旅先で会った損する人、得する人

名称未設定-1家を離れ、しばらくの間旅行をしながら仕事をしていました。
その中で感じた「先を見ないって恐ろしいな」っていうお話をひとつ。

 

 

旅先で会った対照的な2人のオーナー

先日、屋久島に行って来ました。
島ではいくつかの宿を転々としてたんですが、
Keiは旅行するときは基本的に”旅館”とか”ホテル”には泊まりません。

他の旅人さんと交流がとれるような
民宿やゲストハウスに泊まるようにしています。
理由は単純で、安くて楽しいから。

 

食事の時間も決めず、その時食べたいと思ったものを食べて
偶然出会った人と行動を共にしてみたり、
行き当たりばったりで旅をするほうが面白いと感じるからです。

 

そういうトコって旅館と違って
他の泊り客の方や宿のオーナーとの距離感が近いんですよね。
隔てる壁がすごく薄い関係といいましょうか。
(もちろん、いろいろ自己責任で気をつけないといけない事もあります)

で、あるオーナーと一緒に飲みに行ったとき、
私が自営をしてるってこともあってか
仕事に対する自分の考え方を話してくれました。

その話が、とても素晴らしかったんです。

 

屋久島初の素泊まり宿を提案した男

オーナーは60歳ぐらいの方なんですが、
1泊3000円程度の素泊まり宿(以下、宿Aと呼びます)を運営しています。

宿Aは安いだけあって部屋は狭いんですが、
お風呂に温泉のお湯を使ってたり
超格安で豪華海鮮のバーベキューができたり
宿泊客へのガイド代や登山具のレンタルが異様に安かったり
ガソリン代以外は無料で車を借りれたり…
とにかく、宿泊客へのサービスがいっぱいあるんですね。

屋久島には、ガイドを手配できる宿も多いんですが
簡単なトレッキングコースでさえ相場は1万円です。

これについて、宿Aのオーナーが語っていたこと。

 

 

宿泊代で十分な利益が上がってるんだから、
宿がガイドやレンタル代でそんなに儲ける必要はないんです。

それよりも、お客さんに楽しんでもらうことの方がずっと嬉しいし
屋久島を好きになって、大事に思ってくれた人が
繰り返し足を運んでくれれば島は潤います。

屋久島に素泊まり宿がまだ無かった数十年前、
島に素泊まり宿を増やすべきだと提案したのも
”食べる、遊ぶ、泊まる”の全てを1件の旅館だけの売上にするのではなく
いろんなところに分散させることで
島の経済はもっと発展させられると思ったからなんです。

 

 

真逆の考え方の男

もう一つ、印象的な宿がありました。(以下、宿Bと呼びます)

宿Bも同じく素泊まり宿ですが、宿Aと値段はそう変わらず、
部屋はちょっと広めできれいでした。

ただ、ココは事あるごとにお金を請求し、
オーナーの志の低さというか、金儲け主義感があまりにも露で
到底宿Bのリピーターになりたいとも思わなかったし、
いろいろ不満を感じる事があって
宿Bに泊まったことを後悔したほどでした。

ココもオーナーがガイドをしているんですが、
ガイドを頼んだという他の宿泊客の方に
「ガイド、良かったですか?」と聞いても、

「いや…たいした解説も無いし、
なんで1万円も払ってこっちが気を使わなきゃなんないんだろって感じ…
良かった事って言ったら写真撮ってくれたぐらいかなー…」

という残念なお返事が。。。

 

確かに、かなり気分屋なオーナーだったし
知り合った同じ泊まり客の人とも「感じ悪いよなあ〜」と
文句を言い合ってしまうほどでした^^;

まあ、なんだかんだで宿Bの泊まり客は
宿Bにお金を落とすでしょうし、
一時的な売り上げにはなっているんだと思います。

ただ、飲みの席にオーナーの友達が何人かいた事もあり、
集客について悩んでいるような話をしていました。

 

リピーター旅行者を虜にせよ

ところで、屋久島ってすごくリピーター旅行者が多いらしいんですね。
私も今回初めて行ったんですが、
たしかに滞在1週間ぐらいじゃぜんぜん足りないんですよ^^;

もっといろんな山に登りたい。
海にも行きたい。
別の季節に行って違った景色を見たい。

屋久島には想像以上に魅力があって、
行った初日にも関わらず「また行こう」と思ったぐらいでしたし、
帰ってからも「次はこういうルートでココに行こう」と
ずーっと地図を見てしまう始末です。

 

と、そんな風に虜になってしまう人が多いから
宿のリピーター獲得ってけっこう必須項目になると思うんですね。

 

ここで、宿Aと宿Bの特長を比較してみます。

 

宿A 宿B
価格 3240円 3500円
部屋の広さ 4畳程度 6畳程度
送迎 あり なし
ガイド代 市価の1/3程度〜 1万円以上〜
登山具レンタル代 無料〜 1000円〜
お風呂 温泉 シャワーのみ。
近所の温泉への送迎代として300円徴収
洗濯 無料 1回100円。洗剤代30円
レンタカー 1台無料貸し出しあり。
近所の格安レンタカー屋の紹介あり
近所のレンタカー屋の情報さえ教えてくれない
飲み物 サービスあり 市価の1,3〜2倍で販売
情報量 近隣との交流が盛んで情報が豊富。 こっちが聞いてもあんまり教えてくれない

 

はい。こんなサービスで誰が宿Bのリピーターになるかって話です。

私と、もう一人宿Bに泊まってた旅行客の子と、
別の宿(宿C)に泊まってた旅行客の子たちと一緒に
ご飯を食べにいく機会があったんですが、
宿Cの子たちに「絶対宿Bには泊まらない方が良い」っていう話もしちゃいましたし。

悪い噂は口コミですぐ広がるといいますが、
逆に良い噂だって広がります。

宿Cはすごく良い宿だって聞いたので、
次はそこに行ってみようかなーと思うし、
私も宿Aがいかに素晴らしい宿かっていう話もしました。

 

そしたら、もし宿Aが満室だったら宿Cに行こうと思ったり、
良い宿にはどんどんリピーターが流れていきます。

 

与えなければ、与えられない。

一時的な売り上げが上がっても
お客さんに満足を与えられなかったらその先は無い。

でも、日々の積み重ねで信頼を得られるような仕事をしていれば
お客さんは何度だって頼ってきてくれます。

 

お客さんは満足できて嬉しいし、
自分も頼ってもらえるのが嬉しい。

この関係こそが、お金が入るってだけじゃなく
心から豊かになれる仕事のやり方なんだと感じています。

 

私が、物販アフィリエイトだけでなく
ビジュアルコンテンツの受注生産やメール対応といった
”ほったらかしではできない仕事”をやっているのも
やっぱり、人に頼られると嬉しいからなんですよね。

物販アフィリエイトはサイトができれば勝手に売ってくれますが、
他の仕事は自分の時間を割いて労働に充てなければ
収益を発生させる事は出来ません。

 

メールサポートなんて言ったらボランティアですし、
ビジュアルコンテンツの制作も、時間をかけてる割には格安でやってます。

どっちが楽で儲かるかと言えば、
断然物販アフィリやってる方が楽です^^;
逆に、物販アフィリをやってるおかげで
他の仕事にそんなにがっつかなくてもいいわけで。

 

自分がやってて喜びを感じるのは
やっぱり人と関わる仕事なんですよね。

反響があるからこそ、もっと頑張ろう、
もっと役に立てるように努めようと思うし、
人間として成長させてくれる相手に感謝しながら仕事ができます。

 

もちろん、最初からうまく行く事はなかなか無いと思うけど、
毎日真面目にやってたらついてきてくれる人は出てくるし、
そこに日々小さな幸せを感じられれば
なんとなーく「あー、なんか、豊かだなあ」って
自分から良質のオーラも出せてる感じがしてくるんですよね。

 

そうなると不思議なもんで、
良いつながりが生まれたり、良い情報が入ってきたり、
会いたい人に会えたりするんですよねえ。。。なんなんでしょう。

逆に、「あーーーダメだー」と思ってると
それをリセットさせない限り、どんどん悪い事が重なったり。

 

結局、相手に損させる人は自分も損をしてしまうし、
相手に喜びを与えられる人は
それ以上の喜びを自分が感じられるようになってるんだなあと。

 

短い期間に対照的な2人の人物に会えた事に感謝して、
自分が人に与えられることは何があるのか?を更に考えながら
このブログも執筆していきたいと思います。

 

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